
2018.06.24paionia
菅野:ここからのコーナーは「NEXT FANS」。LIVEに定評のあるアーティストであることはもちろん、注目のネクストブレイクアーティストを紹介していきます。
今週紹介するNEXT FANSは、paionia(パイオニア)。
福島県で生まれ育った高橋勇成と菅野岳大を中心に、ゆらゆら帝国の曲名にちなんだバンド名「paionia」を結成。強く頭に残るメロディに、偽りのない、生々しい歌詞を生み出す2ピースバンドです。
今日はpaioniaのお二人からコメントをいただいています。それではよろしくお願いします!
1)人生で一番衝撃を受けたLIVEは?
菅野:大学に入ったときに、サークルの先輩でひねくれていた人だったんですけど、ギター&ヴォーカルで、ギターを背負うと変わるんだよね、表情が。いろいろふざけてた人が(ギターを)背負うと変わって、そのスイッチを入れる、入れないっていうところで、結構感動したかな。今でも関西でバンドやってますね。
高橋:高校3年くらいのときに福島のライブハウスでSTANCE PUNKS を観たことが衝撃的でした。当時はLIVEを観て、拳を上げている人たちを後ろから冷ややかに見るというなスタイルでLIVE鑑賞してたんですが、STANCE PUNKSのLIVEを観たときにはもうどうしようもなく気づいたら自分も前に行って声を出していたというような、それくらい衝撃があって、それが忘れられないLIVEですかね。ピンクリボン軍もギターの人がめっちゃ熱出してて、今にも死にそうな感じで椅子に座りながらギター弾いてたっていう。そして終わった瞬間、数人に運ばれていくという、それも凄まじいLIVEでした。
2)paioniaのLIVEの裏側を1つ教えてください。
高橋:すごいちっちゃい声でASKAを歌うっていう。ASKAになりきって、顔もASKAになってるつもりでちっちゃく歌ってます。
菅野:癖でポケットに何でも突っ込むんですよ。レシートとか、ちり紙とか。LIVEのときって落ち着かなくて、全部出すんですよ。でもピックとかも入れてるんですよ。あれも捨ててるときがあって、指で弾くしかなくなるみたいなときがありますね。なるべくポケットの中身はないようにしてます。
ファーストフルアルバム『白書』について
去年リリースしたシングル“正直者はすぐに死ぬ”っていう表題曲ですとか、あとは今年1月にワンマンをやったときに、きのこ帝国の佐藤さんと一緒に歌った“フォークソング”っていう曲も入っています。計12曲。ありのままを録ったという感じですね。タイトルどおり記録というか、生活そのものがアルバムになったような感じですね。皆さんの生活のお供にという感じで聞いていただけたら…。
菅野:paioniaの高橋さん、菅野さん、コメントありがとうございます。私も福島なんですよ、父親が。福島に菅野さんたくさんいるんだよ(笑)。すごい親近感を覚えながら聞いていました。
高橋くんが話してくれていた印象に残っているLIVEの話で、後ろで見てたんだけどこらえきれなくて前に突っ込んで行っちゃう感じみたいなの…あるよねぇ!あの衝動に突き動かされちゃう感、すごいLIVEの醍醐味だなっと思いますね。
ファーストフルアルバム『白書』がリリースになっていますけど、結成から10年でのファーストアルバムということで、きっと並々ならぬ思いを込めて作られたと思うんですけど、自分たちのありのままが詰まったアルバムだと言ってくれてました。
ほんと、ありのままの生活なんですよね。報われなかったりやるせなかったりする、そういう生活の歌で、悩みながら、もがきながら、でも、それでもって生きて行く生の歌っていう感じがして、paioniaは無責任な希望は決して歌わないというすごい誠実なバンドだなぁと思っていて、だからこそふわっと救われる瞬間がある、そういうバンドです。
ぜひLIVEにも足を運んでみてください。paioniaのお二人、ありがとうございました!
ARTIST INFORMATION

paionia
福島県で生まれ育った高橋勇成(Vo/Gt)と菅野岳大(Ba)が中心となり2008 年に結成。
そのバンド名はゆらゆら帝国の曲名に由来するらしい。
2012 年3 月、ファーストミニアルバム「さようならパイオニア」を、そして2013 年12 月、 セカンドミニアルバム「rutsubo」をリリースする。
2015 年6 月、ドラマー脱退。高橋、菅野の二人で活動再開。
2016 年3 月、サポートドラマーに中村一太(ex.plenty/the cabs)を迎え、ライブ活動再開。
2017 年11 月、枚数限定1st single「正直者はすぐに死ぬ」をリリース。
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