１）人生で一番印象に残っているLIVEは？

越雲：昨年の幕張メッセ、HOSTESS CLUB ALL-NIGHTERっていう深夜のイベントがあって、海外のバンドがたくさん出るイベントなんですけど、そこに出ていたCigarettes After Sexというバンドが元々好きで、LIVEがすごい良かった。音源の再現率がとにかくすごくて、感動したというか、体が泣きました。良かった。

須藤：去年、THE NOVEMBERSのイベントに出ていたblgtz（ビルゲイツ）っていうバンドのLIVEが、生身の人間感がすごい強くて。最後のマイクを心臓に当てて鼓動を響かせるパフォーマンスが強烈に印象に残ってますね。

２）pollyのLIVEの裏側を1つ教えてください。

越雲：必ずLIVE前にするのは、メンバー同士で背中をおもいっきり叩き合う。

須藤：やりますね。

越雲：俺は好きじゃないんだけど、叩かれるの。本当にいやだ。痛いなって思う。

須藤：まさかのメンバーの実はいやだっていうのを今知っちゃうっていうこの衝撃的なパターン（笑）。

越雲：やられて、ちょっとイラっとして、おもいっきりやり返すっていうのが最近のルーティーンというか…。

須藤：あ、じゃああれ、報復のし合いみたいな、日頃の恨みを？

越雲：そう、恨みつらみを…。やつらの背中にバシってやるのが俺の楽しみでもある。

須藤：やられて気合い入った！と思って行ってたのに…。びっくりしました（笑）。

1stフルアルバム『CLEAN CLEAN CLEAN』について

越雲：タイトルのことをよく聞かれるんだけど最近。3つ並んでいて、「何でこれなの？」って。アルバムを作り終えたときに「CLEAN」っていうワードがまず頭にパッと出てきて、CLEANっていうワードをどうしても使いたくなって、３つ並べちゃおうかなと。元々プライマル・スクリームっていうバンドが好きで、そのバンドの曲に“Ivy Ivy Ivy”っていう曲があって、3つ並んでいるのがカッコいいなと思って、そういうタイトルにしました。

菅野：pollyのおふたり、コメントありがとうございました！

ヴォーカルの越雲くんが印象に残っているLIVE で言ってくれていたCigarettes After Sex、私も見てたー！わかるー！大好きー！と思いながら聞いてました。

超安眠バンドでね、ずっとゆらゆらしながら眠りにつくのが最高に気持ちいいっていう。私が去年１番聞いたと言っても過言ではないくらいすごく聞いていたバンドですね。

ベースの須藤くんもblgtzって言ってましたけど、これも本当にいいバンドで、彼らの見ている世界がすごいよくわかるなぁという感じのする2組でした。

pollyの魅力といえば、シーン全体でいうと日本のシューゲイズ、ドリームポップシーンの次世代筆頭株であることは間違いなくて、ART SCHOOL、THE NOVEMBERSとか、初期のキノコ帝国とか、あの辺のバンドが築いてきた轟音のギターノイズでメランコリックな内なる美を描く、そういう世界観。それをとってもより甘やかに美しく描くのがpollyかなと私は思ってますね。シューゲイザー好きとしては本当に応援している、頑張ってほしい！

そして1stフルアルバム『Clean Clean Clean』がリリースとなります。ツアーの名古屋公演は5月2７日（日）名古屋CLUB ROCK’N’ROLL。ぜひLIVEにも足を運んでみてください。

pollyのおふたり、ありがとうございました！

ARTIST INFORMATION

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polly

2012年4月宇都宮でバンド結成。

ボーカルギターの越雲龍馬を中心に、ギターの飯村悠介、ベースの須藤研太、ドラムの高岩栄紀からなるロックバンド。

2015年6月、ファーストミニアルバム「青、時々、goodbye」をリリース。

2016年7月、セカンドミニアルバム「哀余る」をリリース。

2017年4月から2ヶ月連続で会場限定シングル「愴」と「想」をリリース。