テナーがNewアルバムを引っさげたTOURをスタートさせた!
今回のアルバムはここ1年程にリリースしたシングルを中心にした作品いうこともあってか、LIVEでは初日にも関わらずよくありがちな取っつきにくい感のあるオーディエンスの反応は全く見られなかった。
私自身、正直、新譜の♫シーグラス♫を初めて聴いたときは『テナーがJ-POP(汗;』と少し戸惑ったがアルバム全体を通して聴いていくとサウンドは ”やはりテナー” の格好良さ。
過去にも同じようにずっと観てきたバンドの方向性が変化する場面を度々見てきたが比較的 横道に逸れてしまった感で終わることが多いもの。
しかし、今回のテナーの公演を観て思ったのはそれとは違うという結論だった。
ホリエアツシが作り出す美しいメロディーと甘い歌声を全面に押し出した今回の曲達は POPにテナーならではの格好良いアンサンブルでまとめ上げている。
正直、これには新しいスタートを感じざるを得なかった!
LIVE全体を通してみても、テナーにはこんなにもエモい名曲があったんだということを実感させられるセトリだ。
LIQUIDROOMでの久々のテナー・ワンマンだったが 今回の内容ならもっと大箱の席ありの会場で舞台演出の高いスタイルを観てみたいと感じさせられた!
良い意味で客層も以前とはかなり変わってきた感じだったが それも進化していることを証明している結果。
オーディエンスとともに歌い、叫び、身体を揺らす観覧スタンスは現在流行っているダンスロックやメロコアバンドとは一線を画し、大人な要素を含んで心地よい。
間違いなく彼らに良い風が吹いてきている気がしてならなかった!
TOUR FINALの昭和女子大ではまたLIVE HOUSEとは異なるセトリや演出が必至だろう。
但し、まるで漫才 ︎ を彷彿させる緩いMCには変化はないはずだが...
今後のTOURが楽しみで仕方がなくなるエモーショナルに過去最高に歌うテナー ︎
TOUR FINAL期待しています(^ー^)ノ