前回「ココロノセンリツ ～Feel a heartbeat～ Vol.0」の追加公演という位置付けだが、開催地に大分ビーコンプラザを選定し、熊本地震・東日本大震災チャリティーソングである新曲「小さな勇気」を初披露するなど新しい要素が加わっている。 (「小さな勇気」は、期間限定で音楽配信サイトから購入でき、その収益金は震災や災害への寄付として日本赤十字社に送られる) ライブグッズもそれに合わせ、隣同士合わせると手を繋いだように見えるライブタオル、クローバー栽培キット、別府市宣伝部長べっぴょんとのコラボアイテムなど、一貫したコンセプトの元で作られている。 ライブ内容としては、前回ライブから数ヶ月しか経っておらず、ももクロメンバーとしての活動も多忙な中にも関わらず、歌唱やドラムプレイなど大きな進化が見て取れる。ライブ最後に発表された2017年に東京・名古屋・大阪で開催される「ココロノセンリツ ～Feel a heartbeat～ Vol.1」が今から楽しみである。

Vol.0からの短いスパンでこれだけの内容を盛り込んだ来た、気持ち、プロ意識は計り知れない。歌い手、有安杏果としての今後には期待しかないです。 会場が１つとなった瞬間も何度もあり、一緒に作り上げていく思い皆も感じていたかと。思いのたくさん込められた歌声には ただただ感動。もっと多くのひとにこの歌い手の存在を広くて知っていただきたい。

2016年7月開催されたvol.0の「追加公演」との位置づけですが、「みんなでつくる」そして「自分ではない誰かへ届ける思い」という2つの点で、0.5歩どころではない進歩をみせてくれたライブでした！ また、このライブのために自ら作詞作曲した「小さな勇気」は開催地である大分も被害をうけた熊本地震による復興支援のためのチャリティーソングにもなっており、これから彼女が歌を通じて何を届けようとしているという、一つの意思表示でもあったように感じます。 そしてなにより、ライブ終演と共に発表された2017年夏の東名阪ツアーに対して上がった大きな大きな歓声が、vol.0.5というライブの成功を大きく物語るものだったと思います！