安定のパッケージ。 分かりやすい演出。 誰でも楽しめるヒット曲の 数々。 良い意味で、期待を裏切らない。 もはや、水戸黄門や 暴れん坊将軍の如き 松田聖子という名の エンターテイメント。 日本を代表する アイドル文化の象徴かと。

セットリストは 素晴らしく良かった。 演出も凄かった。 残念なのは ステージセットの都合上 死角となる箇所が 割と多い。 映像作品として 改めてじっくり見たいものです。 後半のたたみかける セットリストは 感涙ものでした。 深海の街ツアーの 続編というか THE LAST WEDNESDAY TOUR の続編というか シャングリラの 新作というか 懐かしいくもあり 新しいくもありで 良かった。 マルチアングルで Blu-ray販売して 欲しいですね。

セットリストに不満を述べる人がいますが ほとんどがベストアルバムに収録されている、 もしくは最新アルバムとシングル曲という感じです。 コアな曲といってもマイナーすぎる曲でも無かったし 近年のライブで披露されない曲だから 逆に新鮮でした。 とにかく時間的にも長いライブでしたが あっという間に過ぎていく感じで 見応えもあり、お腹いっぱいです。 どの座席でも、どんなお客様でも それなりに楽しめるよう 色々気を使ってるんだなぁ〜〜って 感じました。 ヒット曲や名曲もたくさんあるので 選曲するのも大変なんでしょうね。 ドリカムの集大成ライブって気がしたけど、 全曲ベストアルバムからのセトリだったら ワンパターンとかマンネリだと思うファンも いるのでは？

たくさんの良い楽曲を お持ちなのに どうして毎回同じような セットリストで 似たような演出に なってしまうのでしょうか？ 中盤までの流れが良かっただけに ちょっと残念でした。 後半からアンコールは 正直言って また、コレかぁ〜 って感じで。 サーカスのコーナーとか 延々とダンサーだけが 踊り続けるコーナーとか ダラダラと喋り続けるコーナーとかが 無くなっただけでも まあ、ヨシとしましょう。 そういえば、 よっちゃん率いるバックバンドが 今回は参加していませんでした。

楽しいライブでした。 TRFのパワーは衰え知らずですね。 今聴いても懐かしさ半分、新鮮さ半分 と言った感じで あまり古さを感じる事はありません。 accessは、選曲やアレンジが 初心者向けでは無かったように 思いますが accessのライブ経験者にしてみれば 通常通りだったんじゃないかと。 自分は両方とも聴いてるので このコラボは大歓迎です。 もう少し両者がジョイントする 楽曲かあっても良かったんじゃないか とは思いました。

無駄の無い洗練されたステージ。 セットリストも、 まさにオールタイムベストな 選曲。 毎年、毎年彼女のステージを見て来ましたが これで見納めになってしまうと思うと 残念でなりません。 アンコール後のMCに、 涙あふれる。

定番と言えば定番なのですが、 演出やセットリストが 近年はワンパターン化してますね。 衣装チェンジの際の ダンサーのつなぎも 間延びしてしまって 気持ちが盛り上がらない。 コールアンドレスポンスも 振り付けのダンスが 微妙過ぎて、どうかと思う。 生歌で聴かせるのは 良かったと思うけど トータル的に、 またコレか？感が 強くて 前回のPower of music 程の感動や満足感は 得られませんでした。 決してつまらなくはないんですけどね。 新鮮味に欠けるというか 古臭さを感じてしまった。

新鮮さと懐かしくさが 交錯する世界感。 シンプルなステージセットながら 見応えは充分あります。 本編もさることながら アンコールのメドレーも 圧巻です。

歌唱、衣装、演出、全てにおいて 素晴らしいステージでした。 ディナーショーと言うより 完全に中森明菜ライブ。