あっという間の2時間に凝縮された音と光の乱反射。
キャリア初となる東京ドームでの公演は、セットリスト、演奏から、演出の細部に至るまで全てが計算つくされたベストアクトとなったと思う。
まるで、今回のセットリストが1枚のアルバムかと錯覚するくらいに。
ライブのピークがどこかと問われれば、どれもがピークであり、それすらも、『至って普通の状態』といっても過言ではないくらい、多幸感に包まれた時間だった。
来ているファンも性別、年齢、国籍を越えて、彼らの奏でる音楽に身を委ね、踊っていた。
音楽は、世界を変えることができる。
それを証明した素晴らしいライブだった。