良かったです。クイーンのヤバさや、アートさや、グロさや、マッドさや、エロさや、天才さや、ブラックさや、ポエムさや、アングラさや、力強さや、繊細さや...。そういったところを求めず、誰もがみんな楽しめる、総合テーマパークのアトラクションとしては凄く完成されて良かったです。決して皮肉ではなく。 ロジャーのドラムも、ブライアンのギターも2024年にここまで味わえるのは、一種の奇跡、魔法です。ボーカルも、他の演奏者も、そして演出もリスペクトを感じる。この路線はアリなんです。 ライブとは違った感覚を覚えた理由、一晩何か自分なりに考えた結果、腹落ちした感想です。 そんなカーニバルに参加出来たのは、やっぱり幸せなことに違いないんですよ。

16年ぶり、1夜だけということで比較的クオリティは高い。コメディアンかと思うくらいのパフォーマンスで笑わせても、聴かせるところは聴かせてくれるのは、さすが熟年のディスクタイトリスト。ピアノマン、未だ健在。70越えてあの声域が出せるなら、もう一度ぐらいは来日公演、期待出来る気がした。周りを固めるプレイヤーの質も高レベルで、価値が高い。

ふなっしー登場！

おじいさん、おばあさん達が後半、ノリノリ。声量、歌唱力、ともにスゴイ！葛飾の老齢者、演劇会と最初思ったが、ラストのアンコール、ピンクキャデラックは8割、総立ち。シンプルなセットだったけど、あそこまで盛り上がるのは、彼女達の魅力の証明。バンドも良かったけどね。