4年前のツアーは中止になり、今回のリベンジはコロナ禍後初のライブ参戦。スタジオ録音のような完成度が高く迫力あるサウンドは再現できるかな?と思っていたが、1曲目から代表的なあの曲。その後もノリの良い曲が続き、粗削りだが期待以上のサウンドで、独特のヴォーカルは伸びや迫力もあり、後半は感情も乗っていた。どこにでも居そうな若者の風貌からは想像できないほどの過激なLiveで、さすがのアーティスト。リズム隊も印象的なベースラインやメリハリのあるドラムス、効果的なバイオリンや静寂の中のエレピなど、バンドとして息も合っていて素晴らしかった。Katharsisやmomentoが好きな自分としては、もう少し「静」のウェイトも増やし、更にドラマティックな展開を期待したい。