※ネタバレありです。
今回はパンデミックの影響もあり間隔が空いてしまい これまで2回?のFFFのコンセプトの続きという縛りはやめたと浜田さんが仰られてはいましたが、ON THE ROAD 2023 が80年代?までのセトリであった流れもあり、ほぼほぼ90年代アルバムで構成したとの事でした。
セトリでも分かる通りFather’s sonの楽曲が多く2000年代のライブではライジングサンとダークネスの2曲くらいしか演奏していなかった(多分)のではないでしょうか。2001のツアーから参加し始めた自分はこのアルバムの楽曲で初めてライブで聴く曲が多かっただけにかなりテンションが上がりました。
浜田さんの歌声も2023のツアーの時もそうでしたが、相変わらず伸びのある素晴らしい声で全く衰え知らずと言ったところでした。
今回のライブのコンセプトを会報で見た時はゆっくりめな曲構成なのかなと思っていたのですが、何が何が!全然通常のコンサートツアーが出来るくらいの曲構成とクオリティで、個人的には凄く満足する内容でした。
これぞRock’n Roll Showといっても過言ではないかなと思いました。
第一部終了後のインターバルではFFFで行ったThe moonlight cats radio show の映像が数曲と、今年のさいたまスーパーアリーナのライブ前に撮ったというビートルズの楽曲ミスタームーンライトをセンターステージで演奏し歌っている映像が流れました。
Midnight cabではあの映像をバックに老いたタクシードライバーが喋っていた台詞だったと思いますが、それを浜田さんが喋るという演出でした。
当時は30代で余りピンとはきていなかった自分でしたが、今や50代となり、映像のタクシードライバーと同じくらいの歳?になった浜田さんが話すセリフに何か心に刺さるものがありました。
年齢で感じ方は変わるものなんですね。
最後の初秋についても当時から歳を重ね、愛する人たちとの別れも経験すると歌詞の内容もまた違った印象になり涙しながら聴き入っていました。
歌詞変えは過去のライブ演奏した曲ではほぼそのままだったような気がします。RIVER OF TEARSでは「ローンで〜」のところが変わっていましたがオリジナルのままでもよかったかなぁと(笑)
ファンクラブイベントとはいえ長いツアーでこれから季節も変わってきます。浜田さんだけでなく、バンドメンバーやツアースタッフの方々共に体調を崩すことなく最終日まで完走されることを祈っています。
これから参加されるファンの方々も、このひとときの時間を心から楽しめ胸に刻める時間になる事を祈っ ています。
ON THE ROADでは「もう少しこの音楽の旅は続きます」とコメントされ、今回も「再会できる日を心から楽しみにしています」と言ってくれました。
いつもライブ終演時に発するコメントであり、以前は当たり前のように再会できる日が来るものと思っていましたが、今や限られた時間の中で時は進んでいます。
これからあとどれだけ再会が出来る時が訪れるのか分かりませんが、それでもやはりその日を楽しみにしてこれからの日々を過ごしていきたいと思います。
素敵な音楽をありがとう