久しぶりの、所謂通常ライブに参戦してみて感じたことは熟女率の圧倒的な高さだった。
当方は現在34歳の一般男性だが、若かりし頃の福山雅治と共に今の熟女達も青春時代を過ごし、福山雅治を支え、福山自身もそんなファンに支えられてきて、今日(こんにち)がある事は言わずもがなである。
が、、やはりファン層の高齢化は否めないので、個人的には今後20〜30代がもっと参戦してくれると、盛り上がり方も変わってくるのではないかと思っている。新規開拓も大事な要素であろう。
BROS.限定ライブや男性限定ライブに参戦してきて感じるのは、女性と男性とでライブの楽しみ方が全く違うという点である。
彼の過去のライブ映像を見ていると、MCの言葉遣いや言い回しは歳を重ねる毎に穏やかな口調になってきており、それこそが福山雅治本人が言う、進化と深化なのだろう。
女性は「ましゃ」(=福山雅治)という、所謂カッコいい男性、手の届かない憧れや恋心を抱くような感情でライブに参戦する意向が強いと感じる。
男性は、もちろん憧れの思いもあるだろうが、それよりも男同士拳を付き合わせるかのように、高らかに声を張り上げ、共にシングアロングすることに意義を見出して参戦する方向なのだろうと思っている。(個人的な見解であって、全ての方がそうではないのは勿論である)
なので、野郎夜に参戦し男性限定の楽しさを一度知ってしまうと、通常ライブではなかなか思ったように声を張り上げる事が出来ないもどかしさは感じている。
ところで、SNS全盛の現代において、個人の意見が本人の目に届きやすくなった今、ライブの感想は様々であろう。
先日のレビューを書かせてもらった後に出ていたレビューを読むと、全く満足のいっていない方もいらっしゃった。
そういう方も居て当然であろうし、万人を満足させる事は今の時代、もはや不可能ではないかとさえ思っている。
だからこそ、「特別扱い」という試みを取り入れ、少しでも満足度を上げる努力を重ね、試行錯誤をされながらライブを創ってくれているのだと思う。
いつかのラジオで話していたが、「100点を取った取り組みと同じことを次にやっても、それは100点にはならない」と。
常に進化と深化を考え続ける事がエンターテイナーの仕事だと思うが、その難しさにぶつかる事は私自身想像もつかない世界である。
ライブに参加して毎回思う事は、歳を重ねて老いた老いたと言われても、やはり福山雅治はスーパースターである。
そんな福山雅治が全力で向かってくるライブに参加出来る事が、いちファンとして無常の幸せである。個々に思う事はあると思うが、福山雅治と同じ時間、空間を共有できるライブはやはり最高!!である。