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りぶらくん。さんのレビュー
本年度のNAC,台風の影響下の群馬県みなかみ町藤原にあるとあるキャンプ場で行われました!
今年の彼女の夏フェス参加も、今回が最後、アコースティックな構成で、しっとり聴かせる彼女の得意で、かつ、特徴のある分野の一つで、期待がいやがうえにも高まります。先々週の池上本門寺"Slow LIVE ’17"と似た構成かと思いきや、”入り”から全く違う。薄い黄色の衣装に黒のショールを羽織った大人っぽいいでたちと「カルテットのすずめちゃん」を模したという凝った髪型が対照的で、周りの聴衆の女の子たちから「わー、かわいいーー!」の声が漏れる。
しとしと小雨降る中、「はいり」は、”赤”、この歌、しっとりと聴かせるには、ぴったりです。情景は晩夏の夕焼け空を思わせるけど、聞きたいのは秋の場末のショットバーといった雰囲気の曲です。彼女のスモーキーな声が、みなかみの森林にこだましてくる感じ。「おまえ、素敵かよ!」って思わず言いたくなりますね。w
その後、mabanua さんアレンジの”I wanna go out”!! 少しジャジーなアレンジで、カズーなども間奏で入れて、もともとは高校生時代に作ったというこの曲ですが、アレンジの妙味、彼女の持ち味が存分に味わえます。(トランペットとサックスを入れた編成で、この曲をまだ寒かった初春にいくつかのイベントでやっていましたが、思い出します。ジャズの影響、すごく受けてるの感じますね、彼女。深い人です。)
その後、”1995”、”Oh Boy!” と、彼女自身はウクレレを奏でながら、アコースティックサウンドの生の良さを存分に引き出します。大自然の中で聴くとまた、味わいが違いますね。とても Cool です。
その後、”soup” もう、いうことないですね!彼女の声がキャンプ場の自然の中に響き渡ります。名曲となりましたね。
最後は、”「かわいい」”。最後の曲紹介で、少し、残念そうな顔つきで、
「もう、次で最後の曲になります。このフェスに呼んでいただくのが夢でした」
と語りかける彼女。
「かわいいよ、さくら。」
って、心から言ってあげたくなります。以前にもまして、響く声で、歌い上げ終了しました。
トータリーに、2週間前の本門寺とはまた違った彼女の持ち味が存分に発揮されていて、素敵なひと時を過ごせましたよ。ありがとう藤原さくらとそのチーム。
# 追伸:台風なのに、この程度の小雨でモツところ、
# 彼女自身の”モッテるよな”ってとこを感じさせら
# れましたね!w
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- 2017/09/18 (月) 08:28
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