角松敏生
TOSHIKI KADOMATSU Plays The Guitar 6 "C.U.M Vol.1 EXTRA TOUR @ Billboard Live"
2024/10/25 (金) 18:00 開演 @Billboard Live TOKYO (東京都)« 前へ| レビュー一覧へ (1/1) |次へ »
広里ふかささんのレビュー
横浜から始まり大阪をまわって戻ってきた、角松敏生さんの公演をビルボード東京に聴きに行ってきました。
「こなれた」とは噂でうかがっておりましたが、熟練のバンドメンバー皆さまのこと予想されたこととはいえ、予想以上にかっこいい演奏全開でした。
25日1stの様子や感想です
(今回はあまり客観的な情報がない書き方ですが、流れ的にはほぼネタバレです。以下ご注意ください)。
今回は、入場後、そのままの流れでインストナンバーが三曲つづく構成。
Summer scenery、Flowing shiny hair、
Midtown 、、、が、この「東京ミッドタウン」で聞けるのは、ご当地サービスかな。
Evening Skylineはライブでは初登場の曲ということ。前3曲に比べてコーラスが加わると華やかさがあります。
続いて「Magic hour」からの歌ものへのコーナーが Wake up to the loveから始まる。
この曲の都会的な感じは、六本木のビルボードで聞くのに、いかにも相応しい。
客席のテンションも上がりだしたかのようで
Power of Nightfallが来れば、音だけでなく、店内を巡るようにてらす照明も華やか。
客席も控えめながらも上体はリズムを取り出すようだった。
そしてTurn on your lights で窓を覆っていたカーテンが開き、幾つかの青いライトも(持参したひとは)ともり始める。
ときめきを増す、Paradise in your eyes, Magic hour と続く。
六本木の現在形の夜景をガラス越しに、暗い空にも抜けていきそうな、それぞれに冴えた音。素晴らしい。
ここで一旦ステージは終了し、退場。もちろんほどなくアンコールの手拍子でお呼び出し。
Sea Line 元祖ともいえるインストナンバーに再び聴き惚れるような演奏。
この日のデュエットナンバーは、亜季緒ちゃんとの、I'm gonna dance to break out of lonliness
ハロウィン仕様!ということでいっそう妖艶で陽気な感じが良かった。
最後に、アルバムタイトルナンバーの、Tiny scandal
イメージされたのは、憂い、溶けるような色気、切なさ、哀しみ、でもそれらを受けとめている感じ。 なんだかこの日は前に聞いた初日(横浜)のときよりも、私には甘く聞こえたような、、。
サックスのソロを聴いて、なんとなく勇気も感じ、私としては、なんか(失敗しても)また明日もがんばろうかな、みたいな気持ちになったり。
この日も素敵な演奏をありがとうございました。
そしてメニュー違いの聴ける2ndでは、インスト部分と、歌もの部分も組み換えがあり、合わせて味わうといっそう満足感の増す構成でした。
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- 2024/11/01 (金) 01:27
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