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赤菱さんのレビュー
昨年9月、コロナで中止になったのが、半年振りに再公演。
待ち遠しかったわ。
化学反応が起きるのは間違いなく確実で、ワクワクしながらEXへ。
音源を聴くと声質が似ているなと感じていたけど、生で同時に聴いてみると似ているというよりにもお互いを活かし合う声で、どちらかがコーラスに入ったり下を歌ったりすると、一瞬多重録音を聴いているような勘違いを起こしてしまいそうだけど、土岐麻子の跳ね上がるようなハイトーンとスイートなキャンディヴォイスの竹内アンナのコンビは間違いなく新しい何かを感じさせてくれる予感がしかない。
音源として、デュエットアルバムとかを出したら間違いなく素敵なアルバムになりそうだし、間違いなく両ミュージシャンに取って新たな始まりになりそうなんだけどな。
出だしは土岐麻子1人で歌唱し、Gift〜あなたはマドンナの間奏で竹内アンナを向かい入れてのデュエット?
ユニゾンで歌ってもお互いの声が相手を潰さないので非常に心地良い空間だった。
3曲目はS chroeder-Headzこと渡辺シュンスケ作曲の杏仁ガール。
全手に言えることだけど、1つの楽曲で2度美味しい感覚を味わせてくれるライブだった。
竹内アンナの新曲WILD&FREEは弾き語り初おろしでラッキーだったし、I My Me My Selfはウッドベースバージョンのジャージーな雰囲気な楽曲になり、これもレアだった。
お互いがカバーしている楽曲も、新たな息吹が吹き込まれた感じで、箱の雰囲気も含めて素晴らしくゴージャスだった。
とにかく音が良くて、マイクを通さなくても届く感じで観客としてはじっくりと音を楽しめる空間だった。
一つ何点は、ステージが低かったり椅子の配置が良くないから2列目まではミュージシャンをしっかり観られただろうけど、3列目以降は(実質4列しかない)見切れたり見えなかったりして不満が残ってしまったかな。
ステージが円形でUPするのだから、後20cm UPしたら最高の箱だと思うのだけどな。
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- 2023/03/14 (火) 21:09
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