« 前へ| レビュー一覧へ (1/1) |次へ »
ひらりさんのレビュー
盛況だったLiveの様子を表す「盛り上がる」という言葉。 今夜に限ってはこれを期待して出かけた訳ではありません。おそらく集まった観客のほとんども同様でしょう。なにせ並ぶキーワードは「Limp」、「単独公演」、「オールスタンディング」等々だもの。そう皆『大暴れ』をするために来たに決まってる。 体裁が入り込む余地のある「盛り上がり」では物足りないって面々だ。ダイブおよびモッシュの禁止を訴える主催者アナウンスがなんと空しいことか。(そんな事を言ってても始まってしまえばどうせ黙認するつもりだろw)大人が理性を吹っ飛ばすことを許されたパーティの予感に震えが来るわい。
いよいよ開演が迫ると登場を待ちわびる歓声と手拍子がフロアに響く。果たして幕が開けばその期待は一気に放出されて、大観衆が一斉に体を揺らし、飛び跳ね、そして叫ばずにはいられない贅沢で極上のステージが繰り広げられたのでした。(1曲目からダイブした人の逆さになった両脚が何本も聴衆の頭上を行き交ってたしw)
印象に残ったのは、Wesのギターの音色が変幻自在な事。ハードに掻き鳴らしたかと思えばメロウへの巧みな切り替えで終始魅了されっ放し。Fredは英語のMCを1人でも多くの人が理解できるようにとゆっくり話してくれたり、"Hot Dog"のドラム演奏を観客の1人に叩かせたりとファンサービスにも隙が無い。そして何よりも楽器隊全員が観客を煽り続けてくれたおかげで息つく間さえ無いの。
ステージ中盤、Fredがフロアへ投げ入れてくれたミネラルウォーターで乾ききった体に喝を入れて完走しましたが、アンコールを設けない疾走感を湛えたLiveの終了後、飛び跳ね続けていた私の脚は痙攣しそうなほどに感覚が無くなっておりました。あぁ、翌日を有給休暇にしておいて本当にヨカッタ。
- いいね! 4
- コメント 0
- 2020/10/23 (金) 17:11
« 前へ| レビュー一覧へ (1/1) |次へ »