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チャーリー若松さんのレビュー
令和元年10月8日(火)
渋谷Guiltyにて惑星アブノーマル自主企画「音圧浴場~デトックス編~」を観てきた。
今回はニューアルバム「男女」を会場限定でリリースするというおまけ付き。しかもCDではなく初のUSBメモリーで販売するとのこと。これはハイレゾ必至!
ライブは4組対バンのトリ
vo TANEKO
key テナ
で、バックはお馴染みの
g 世古くん
b サカモトノボル
ds ドラゲ
「山下達郎さんのように何十年も同じ顔触れでライブをやっていきたい」とメンバー固定を宣言するかのようなTANEKOのMC。個人的にも最も安心して観られるメンツだ。
ここ数年の衣装の過激振りも遂に新しいレベルに入ったか!
ノンラー(すげ笠)での登場には意表を突かれた。
いやいやその妖しさといったら半端ない、これぞ惑星アブノーマル。
演奏の方は前作「私は怒り~」からの三連発であっという間に持って行かれ、優しいTANEKO御姉様の振り指導からの「BE P!NK」で最高潮。
そして新曲はどこか吹っ切れたような爽やかさを感じさせる新境地を聴かせ、特に「夏を漕いで」はこれまでの惑星アブノーマルにはなかったタイプの曲だ。
最も惑星らしい「痴話喧嘩」と新曲「シーシュポス」をはさみ「愛してやむなし」ではTANEKO会場へ降り飴玉を配りながら歌うパフォーマンスで楽しませてくれた。アンコールでは久々の「愛してやまない」も聴け幸福感いっぱいの中で終演した。
今回もTANEKO節は健在、この節を聴くためにライブへ足を運んでいると言っても過言ではないほどこねくり回して気持ち良かった。
音圧浴場とはよく名付けたものだ、音圧洗浄で悪いものが落ちた気がする。正にデトックス!
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- 2019/11/10 (日) 22:49
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