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りぶらくん。さんのレビュー
”本日天気晴朗(せいろう)ナレドモ浪高シ”
約113年前、日本海海戦における名将:秋山真之のことばとして有名ですけど、元東海道の宿場町「藤枝」にほど近い、「吉田公園」の6月3日(日)は、まさに、そのようなお天気!!彼女が歌い出すや否や、ステージにも爽やかな風が吹き抜けていきました。
初曲は、リサ・ミッチェルの名曲:ネオポリタン・ドリーム。(のカバー)
少し、アンニュイな雰囲気で彼女の持ち味を存分に引き出せる良い選択です。その後、英語詩の自曲たち:
I wanna go out
Walking on the clouds
を軽やかに歌い上げていく彼女。新EP:”GREEN”をトータルアレンジされているmabanuaさんとのコンビも、4月末の ARABAKIから数えて、5,6回目を数え、息もぴったりで、クオリティもそのコラボレーション回数を増やすごとに、上がっていますね。
その後、ウクレレに持ち替えて、
1995
Oh! Boy
と続きます。う〜〜ん!素敵です。私の後ろにいた男の子たち(大学生のサークルっぽかった!!)も
「なに、あれ、”反則”じゃん」
「かわいすぐる」
「もう、今日からファンです。すいませんw」
みたいな会話していて、楽しくなってくる。確かに、今日の彼女は、何かいつもとちょっと違う。晴れやかな笑顔もいつもの5割増しな感じで、鮮やかなグリーンのネイルも好天によく映える!観客との会話(マッチポンプなはぐらかしツッコミも顕在!w)も楽しみながら、滑らかに演奏が続く。
後半には、”GREEN”から、3曲続けて、声を響かせる。前半の曲達に比べるとより、ポップなメロディが際立つ曲達で、自然に観客たちもその波に自然に乗せられていくかのよう。お姉さんの結婚にことよせて書かれたという bye bye, スウェディッシュなシティ・ポップ風の透明感のあるsunny day(個人的に初めてラジオで聴いた時、victor 時代の hal ちゃんを、少し、思い出した), そして、映画:「反逆のルルーシュ 叛道」の主題歌になった:The Moon と、マジで、ガチいい。少し後ろからも、最高裁判所やー!の声が聞こえてくる。
最後は、「かわいい」を可愛く歌って、おしまい!w
「soup リクエスト頂いたので、やろうって思ったけど、時間切れだって!ごめんね」
と軽く挨拶する余裕を持って、席を立ち、ステージからもう一度、軽く手を挙げて去っていく彼女。心地よい緊張感から開放された観客席からもため息が漏れていた。
個人的な余談ですけど、この吉田公園、芝がとてもよく手入れされていて、スコットランドの海岸のようですね(セントアンドリュースの "the old course" なんて思い出させますねww)、まさに、GREEN にぴったり!ってオヤジギャグ!w。もう少し、気候が涼しければ本当にそんな感じになりそう。日本で、こんなふうにベント芝を手入れするのはすごく大変なはずです。(気候的にあたたかすぎて、すぐに雑草だらけになるのでw) ここでは、どこでもすぐ、寝転べて、野外フェス満喫できます。いいですねー。頂Fes また、参加してみたいと思います。
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- 2018/06/05 (火) 05:58
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