セックスと嘘とライヴハウス

2015/05/08 (金) ~ 2015/07/05 (日)

※画像はランダム表示されるイメージです。
 アーティストや公演に関係するものではありません。

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公演日開演詳細
2015/05/08 (金)19:00赤坂BLITZ (東京都) 0 6セットリスト
2015/05/19 (火)19:00umeda AKASO (大阪府) 0 4セットリスト
2015/05/21 (木)19:00福岡DRUM Be-1 (福岡県) 0 3セットリスト
2015/05/22 (金)19:00IMAGE (岡山県) 0 0セットリスト
2015/06/03 (水)19:00仙台darwin (宮城県) 0 2セットリスト
2015/06/05 (金)19:00高崎club FLEEZ (群馬県) 0 3セットリスト
2015/06/14 (日)17:00THE BOTTOM LINE (愛知県) 0 4セットリスト
2015/06/21 (日)17:00札幌PENNY LANE 24 (北海道) 0 5セットリストレビュー
2015/07/05 (日)17:00品川プリンスホテル ステラボール (東京都) 0 8セットリスト

ライブレビュー(1件)

セックスと嘘とライヴハウス

2015/06/21 (日) 17:00開演 @ 札幌PENNY LANE 24(北海道)

- @ -さん

去年の野音以来のcali≠gariで、第8期になって見るのは初めてでしたね。 総括としては、ライブ自体は非常に良かったと思うのだけれど、メンバーが盛り上げようとしているのに、会場が盛り上がらない、客席がそれに応えられないのか、応えないのかわかりませんが、このような雰囲気がただただ辛かったですね。 1曲目の「脳核テロル」からスタートしたのですが、イヤモニの調子が悪いのか、歌と歌の間で石井さんが周りのスタッフにPAに調整してもらえる様なやり取りをしていたのが印象に残っています。 2曲目の「JAP ザ リパー」、3曲目の「マネキン」までマイクの調子はあんまり良くなく、「マネキン」が終わった後に調整していました。 マイクの調子が悪かったみたいですが、そこそこ激しい3曲だったので、押しが強かったりしてライブっぽい感じでしたね。 自分の後ろにいたバンギャが、見えないからって肘入れてきたのにはイライラしましたけど。 マイクの調子が直った後、石井さんが「最初からやり直す?」と言ってましたが、研次郎さんが「マネキンのあーーって青さんが叫ぶとこから」ということで、「マネキン」の途中からやり直しとなりました。 4曲目の「淫靡まるでカオスな」なら、7曲目の「颯爽たる未来圏」までは石井さん作曲のコーナーでしたね。 5曲目の「- 踏 -」はギターから始まるのですが、今まで行ったライブなら手を挙げてたような気がしましたが、あまり挙げてる人が少なくてびっくりしました。 「- 踏 -」、「娑婆乱打」、「颯爽たる未来圏」とリリース順にアルバムを辿るような感じが、なんとなく良かったですね。 8曲目は、まさかの「ママが僕を捨ててパパが僕をおかした日」で超嬉しかったですね。 今回のツアーでは、ライブの中盤で再結成前の曲を演奏するみたいでして、たまたまか敢えてなのか、札幌は「ママが僕を捨ててパパが僕をおかした日」ということだったみたいです。 研次郎さんがMCで「cali≠gariで一番好きな曲だぜー」と言った真偽はわかりませんが、僕としてはもう聴けないと思っていたので、嬉しかったですね。 歌詞や曲名がアレなので、ちょっと人にはお勧めはし難いのですが、とても良い曲です。 9曲目の「暗中浪漫」は、ようやく聴けた気持ちで一杯でした… リリースしたのが3年半前とかで、まだ大学生だった頃に初めて聞いて、凄く良い曲だなと、『cali≠gariがこんな所謂J-POPみたいな曲を出すなんて』と、とても衝撃をうけました。 タイミングなりが合わずに今までライブに行っていても聴くことができずにいたのですが、ようやくこの時が来たか!という感じでした。 このライブで一番カッコ良かったのが、10曲目の「フィラメント」でした。 初めてCDで聞いた時には、そんなにグッと来る曲ではなかったのですが、聴き込んでいるうちに凄くいいなぁと思うようになり、ライブできける時が待ち遠しかったという期待値を超えるくらいでした。 サビの「夜毎 夜毎 咲き乱れます 人の夢は儚いのです」の部分の石井さんの歌い方が非常にカッコ良かったです。 「フィラメント」から流れるように、アレンジをジャズ風味に変えた「ゼリー」が始まりました。 「ゼリー」はそんなにそんな好きな訳ではないのですが、ライブでは映えますし、楽しいですね。 「紅麗死異愛羅武勇」が一番盛り上がりに欠けた、そんな空気が流れた曲目でした。 「紅麗死異!」と客が言うところがあるのですが、客の8割近くは棒立ちでスルーみたいな、あり得ない状況でしたね。 確かに、言いにくい曲ではあるのですが、それも限度はあるよね?と言いたくなるくらい酷かった… 「マッキーナ」は見えた範囲ではそんなに酷いことなかったですね。 「マッキーナ」は単純に楽しいですね。 「マッキーナ」の後、青さんが煽って煽って始まったのが「セックスと嘘」。 会場にいた人の半数は「エロトピア」がくると思ったはず、煽り方が「エロトピア」と同じだったし。 個人的には「エロトピア」は第7期の〆で使っているので、第8期ではやらなくていいと思っているのですが、そう思わない人も多いみたいでした。 「セックスと嘘」が終わった後に「エロトピアやれよ!」みたいなことをそこそこ大きい声で言ったバンギャもいましたし。 アンコール1曲目は、青さんがMCで「もう夏だけどやらないわけにはいかないから」ということで、「春の日」でした。 ようやく聴けた…うれしい… アンコールは「ギムレットには早すぎる」が大人の都合でミスが許されないみたいで、演奏する前に客に盛り上がることを強要し、演奏がミスした場合には頭からやり直しという、なんか変わった感じでした。 曲自体はとても大好きなので、自ずと盛り上がるのですが、周りはあんまそうでもないような雰囲気でした。 「わるいやつら」の最初が青さんが歌って煽る感じが、とてもカッコ良かったですね! 「わるいやつら」から流れるように始まった「クソバカゴミゲロ」もたのしかった〜。 とても楽しかった、聴きたい曲は聴けたライブでしたが、なんか不完全燃焼なライブでしたね。

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