ラストはAfro Perker。 最近は竹内アンナとのコラボのNow For Everくらいしか聴いていないので、ステージがどんな感じなのかもイメージわかなかったけど、ステージを観た感想はヒップホップバンドとしてはしっかりとした音を出していて想像していたよりも数段上だった。 そしてSAXがいることで、曲によってはJAZZっぽさを感じさせる曲やファンクっぽさの曲と多彩な色味の引き出しがあって面白いバンドだった。 ただ一つ不満なのは音圧が異常に強く感じて、低音が顔の皮膚を小刻みに振るわせてくすぐったい状態がちょっときつかった。 帰宅する時に、イヤホンをして音楽を聴いた時に、普段は最大で聴くことないのに最大で聴いても凄く小さく聞こえる状態が1時間近く続いたのはちょっと音量だけデカくしたライブでイヤだったかな。 同じ音圧でも、ドミコの音圧は上質な音圧だったけど、Afro Perkerの音圧はちょっと下品な音圧だったかな？

夏振りのshowmore。 来週もワンマンを行く予定なのだけど、イレギュラーで早めに観られてラッキー。 リハーサルから観られたのレア感があってラッキーだった。 (セトリに入っていない曲もリハしていたような？) 1曲目は去年の月見ル君思フでと同じアレンジのaurora。 もうこの曲の出だしの、「君のはっくむをとかして君の悪夢をとかして 夜空に浮かべたら それはホーロラのようにそれはオーロラのように夜空を照らすだろ 何もかもすてちゃいたいよ」からのピアノから、一拍遅れてからのドラムとベースが追いかけるところまでで、ご飯が5杯はいけちゃうな。 それか60分ここだけをリピートでもいいかもってくらいな上質な音を耳にいただける感じで至福の時かも。 田中光が参加しているオリジナルもカッコいいけど、こちらのJAZZバージョンも高い場所で甲乙つけ難いかな。 showmoreの曲は1曲づつ違った側面を感じられて、showmoreを知らない人にも聴いて欲しく思う。 ドラムのタイヘイ、ベースの玉木正太郎(今回はこの2人だけのサポートだったが、チェロの伊藤修平、トランペットの山田丈造を含めた)showmoreのライブを観て欲しいくらい上質な音が身体にまとわりついて、全身から音楽という栄養をもらえるような気がする。 お祝いライブ的な意味合いもあって、本日のセトリはレアなセトリで観た人はラッキーだったと思った。

ドミコを観るのは2015年に1度観たことある以来、全く日常の中でも聴くことがなかったけど、物凄く進化していて驚いてしまった。 リハで2曲＋本編だったのだけど、ここまで朝から何も口に入れず(18:45くらい)に階段を上下していて、流石にお腹が限界になり本編3曲目で食事離脱。 途中までの印象は、ドラムとギターだけなのにとにかく音圧が凄くて2015年に観た時よりも迫力と凄味を併せ持ったバンドに感じた。 音圧はAfro Parkerのところでも出るけど、ただ単に音がデカいだけではない良い音圧で、特にドラムの迫力が強く残った。 何だろ？ 演奏を観ながら、「ドラムソロのツアーで金が取れるドラマーじゃね？」と思いながら、ここで離脱。

去年はフレンズを含めて4本のライブを観られたけど、今年は初エミソンで昨年夏振りのDJセット。 もうこの人のライブは安心の安定感があって、初見の人も自然にノセてくれて大半の人はまたライブに足を運んでみようと思わせてくれるのではないかな？ 今回も、後ろにいた女性たちが「この人、知らない」と話していたけど、箱を出る時に「また観てみたいね」的な話をしていて、やっぱりなと思った。 心の中で「フレンズというバンドもいいよっ」と思いながら次のライブへ移動。 やっぱり自分が好きなミュージシャンに新しいファンが増えたら嬉しいし、偶然その瞬間を見られるのは中々至福な感覚。

こちらもお初のFurui Riho。 今回の9ミュージシャン参加でasobiとFurui Rihoはライブ参戦したことなかったけど、他の7ミュージシャンも含めて今回1番の収穫というか大収穫だった。 ギターだけの編成だったけど、彼女のパワフルなステージングで圧倒されてしまい、絶対にワンマンに行かなきゃいけないミュージシャンと確定。 改めて世の中には逸材が沢山いるのだな感じたし、彼女自身もMCで言っていたが、彼女を見つけて表舞台に出してくれたPara deのマツナガ氏に感謝。 初見のミュージシャンで良くあることなんだけど、音源が良くていざライブに行ってみたらスカされてしまったミュージシャンやバンドが多い中で期待以上のものを感じさせてくれるなんて数少ない稀有な存在だと思う。 あのパワフルな歌声や動きは、クワイヤ出身だからこそゴスペルはもちろん、ファンクなどのブラックミュージックがDNAに組み込まれているのかと感じた。 間違いなく売れていくミュージシャンだと思うけど(事務所のやり方次第)、小さな箱で観られるうちに観ておいた方がいいミュージシャン！いや、ボーカリストかな。

お初のasobi。 勉強不足で全く知らなかったので、何の情報も入れずに会場へ。 オルタナティブ系なんだろうなと勝手に想像していたら、ミクスチャー系だったのね。 さて肝心の曲ですが、思っていたよりもメロディアスな感じで聴きやすくて悪くない感じ。 個人的には好きな部類に入るけど、ミクスチャー系ヒップホップが好きな人にはライトな部類に入ってしまい敬遠されないのかなとも感じてしまったけど好きなら好きで関係はないね。 まだまだ若い子たちだから、どんな進化をするかわからないから期待度は高いかな。 ちょっと楽しみ。

産休前ラストのワンマン。 昨年の赤羽 ReNYで振りのワンマン。 今回はバンドセットということで、非常に楽しみ。 サポートメンバーが誰だかわからなかったけど、前回ライブよりパワフルで勢力的に動き回っていて、「おっ？西さん、こんなステージもするのか」と感じた。 中々タイミングが合わずに、フルワンマンを観たことがなかったのだが産休明けには参戦したいな。 途中、エミソンを呼び込んでHi-Lightを披露。 西恵利香が白の衣装、エミソンが黒の衣装という対比で素敵な演出。 そしてステージ狭しと動き回り、産休に入る西さんへの佳き花向けライブになった感じだった。 後半は、スロー(ミディアム)テンポの曲達を揃え、熱を帯びた身体を一旦冷却し、次のバンドへの送り出しをして終了！

2番手は約1年振りのkiki vivi lily。 本人も今年初ライブと言っていたけど、個人的にはもっと稼働して欲しいな。 本日は大体7〜8曲の持ち時間みたいなので、kiki vivi lilyも初めての観客にお披露目的なセトリ内容だったけど、アレを入れなきゃ。 そう前回のワンマンのセトリにも漏れていた、Am0:52をハズしてくるなんて中々なSなお方w ブルーノートでは披露していたのに残念。 今年はアルバム発表(シングル？)があるかもだから、是非リリースツアーをやって欲しいな。 サポートにMelrawと昨夜モノンクルのサポートで参加していた田中航が脇を固め、圧倒的な音を出していた。 Melrawは sax、gt、mpと八面六臂の活躍で、存在感を出しまくっていた。

今年に入ってYONA YONA WEEKENDERS3回目のライブ。 全て対バン的な感じで、また全てがトップバッターという大切な役目。 前回の新宿ロフトは音がクソ悪くて、全てのバンドと観客が地獄を味わったけど、今回は通常モードの素晴らしい音で安定のYYW。 コーラスの西恵利香の声もしっかりと聴き取れて、磯野くんのメロウな声に西恵利香の気持ち良いハイトーンが絡み合っていて、これぞYONA YONA サウンドだった。 ワンマンに参戦しているファンからするとセトリ的にはオーソドックスな感じだったけど、YONA YONA を知らない観客には、もっとド定番な曲でも良かったかも？ 何よりトップバッターという観客をノセて暖める任務は200％遂行されたので、後はワンマンに向けて攻めた内容を模索していただければ楽しみ。 後、丼フチの磯野くんはまだ販売されていなかったのが残念。