りぶらくん。さん シトシトと秋雨の降る中、待ってましたよ、藤原さくら2018 tour "Yellow" 初日!!7月に日比谷野音で、藤原さくら第二章の始まり!を宣言したかのような彼女、今回もしっかり歌って、魅せてくれました。バックサポートに、Ovallの面々、キーボードの村岡ナッツさん、そして、コーラスに、Meg さんを従えて、一年ぶりのホールのステージは、堂々としたものでした。ホールの音響と自身のギターと歌、そして、バックバンドの演奏と三位一体のハーモニーは素晴らしく、そして、そのことに、彼女自身の自信が完全に追いついてきましたねー!(内容は、もともと人気以上のパフォーマンス見せてきましたからね!)このくらいの余裕ある舞台で、貫禄示されると、聴衆としても返って、安心して、その「場」の波に乗って楽しみ尽くせるというもの!!!まだ、メジャーデビュから3年と少しですが、彼女に惚れ込んだ俺自身も間違ってなかったな、って思いを新たにしました。 「かわいい」から入った今回のステージ!可愛いです、はい。なんていうか、もう、余裕を感じますね!入りが、今まではラストに歌っていた歌なんですよね、そうですね、「これまでの私はここまで、これからの私をみてください!」って言わんばかりの入りです。lovely tonight を楽しく、軽やかに歌い上げて、その後、Green, Red から、いくつか、楽しげに続けて行きます!余計なMCはあんまりなしで、今回の2つのEPの曲たちによっぽど自信と思い入れがあるんでしょうね。一見するとシンプルな流れですが、要所要所に、mabanua さんの(プロデュース上の)こだわりとテクニックが配されています。また、アウトロで奏でられるセッキーさんのギターソロも相変わらずの綺麗なトーンで、しばし息をわすれます。ナッツさんの落ち着いたキーボードの調べは優しく彼女をサポートします。Shingo Suzuki さんのベースのリズムは安心感を与えて、彼女の音楽全体を引き締めてくれ、そして、今回、バックに配されたコーラスのMegさん、もう、プロフェッショナルとはこの人のことでしょう!ホールで聴くとその重層感がいやがおうにもまして、音楽とは、”音を楽しむ”ものなんだって、陳腐な言葉が頭に浮かんで消えなくなりました。 How do I look? は、ヤオンでも、いい雰囲気で入った曲でしたが、今回はイントロで弦が切れるアクシデント!でも、今回は彼女、余裕ありましたね! 「弦が切れたー!」 「000cのナイロン弦ってそう簡単には切れないんですよー」 「こりゃ、レアな瞬間だ!!」 っと余裕のMCで、取り替えてもらったギターのチューンも軽々とこなしつつ、入りなおし!(よっぽどギター酷使したってことで、いま、演奏が楽しいんでしょうね!彼女、本当に綺麗でした。)自信と人気の割合がほぼ5分5分って感じさせるいい雰囲気でした。会場からもいろいろな声が飛んでましたが、軽くいなす感じが返って、大物の片鱗!?!?見せていましたね。我らが藤原さくら、「アクシデント、掛かってこいや!今のあたしに、何がアクシデントだって!?」と言わんばかりで、ノッてきましたですねー!いいです。大好きな藤原さくらのノリですよ、もう。 How do I look ??? You look fantastic, lovely and cute, and moreover clever!! You're actually wonderful and marvelous tonight!!! ってガチに言ってあげたくなりました!!よかったです。マジですよ。 後半戦最初は、ヤオンでもやったアコースティックな構成で、少しづつ仲間が増えていくスタイルでした。これ、いいですね。音楽好きな人たちが集まって、思い思いに弾いてたら、お!って感じで、どんどんノッてきて、セッションになっていく感じですかね?Shingo Suzuki さんのアップライトなウッドベースの音が好きですよ、この構成。もう何度も聴いた"Baby"がまた違って聞こえてくる不思議。楽しかったですね。 その後、打って変わって、"Dance""Necklace"と思わず踊り出したくなるような曲を続けて、つい、体が揺れます!少し、広めの野外でやってくれたら、本当に軽く踊り出してしまいそう!!可愛いです。 そして、フィナーレへ!!全体としての感想は、彼女、mabanuaさんの仕事ぶりを間近でみながら、EP二枚やって、なんていうのかな?その数字には(すぐには)現れないいろいろな経験値や音楽的に重要な”何か”を吸収しまくってきたんじゃないかと思いますね。そういうのクリエーターには大事なことなんだと、個人的には、思います。数字だけを常に追うと、すぐに枯れるから!どっかでそういうちょっと、一歩引きつつ、しっかりとした”滋養”のようなものを吸収するときが必要なんだと。音楽に限らないと思います。それもアクティブに活動しながら、そこここに入れ込んでいくことが本来的に必要だと思うのです。そういう意味で、今回のツアーの彼女、いいですよ!これから観にいく方々へ、大いに期待して欲しいところです。そして、1年、2年後の彼女をみて、あの時のあの経験たちは、ここで生きてきたよね!って思うに違いありません。そのような期待を持たせるに十分な今夜の彼女のパフォーマンスでした。 追伸: おっと、書き忘れるとこだった!アンコール最初の”はんぶんこ”は、ピアノ弾き語り!!カッケかったですよ。Necklace の時のエレキも、もう、しっかりと様になっていて、去年とは全然、雰囲気違ってましたね!地味な練習もやり続けているところを実際に見せつけた彼女!いいですね。「どうだ、参ったか!」と言わんばかりです!!(多分、こんなこと思うの、俺だけでしょうね!〜〜〜!でも、OK。)あ、そうそう、「ピック落とし病」発病した瞬間は、内緒にしておいてあげましたよ!ほら。ふふ。 いいね! 5 コメント 2 2018/09/30 (日) 01:17