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観たレポ:

男女比:
男性が多め
[1票/1票]
年齢層:
30代~40代中心
[1票/1票]
グッズの待ち時間:
10分~30分
[1票/1票]

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  • 笑える
  • 癒される
ライブレビュー (1件)

5.0

【概要】 過去には『はっぴいえんど』さんや『星野源』さんもライブされた渋谷BYG。由緒ある、このライブハウスで10月27日、一人のシンガーソングライターがライブを行った。『にゃんぞぬデシ』。彼女のライブならではの様子をお届けする。 にゃんぞぬデシのワンマンライブに足を運ぶのは、筆者にとって2度目。ライブ会場でスイカを食して仰天した、夏の生誕祭以来だ。 今回で終了する手焼きCDを買うため、30分前に渋谷駅に到着。ハロウィンのコスプレをした若者とすれ違いながら、渋谷BYGに向かう。 18時30分。 開場時間になると店内へ。手売りチケットを見せ、ドリンクを頼む。渡された整理番号は9。店内を見回すと、昭和にタイムスリップした感覚になる。 5分後。 「整理番号、9番の方」そう呼ばれて地下に降りる。物販に直行する。持っていないCDを3枚入手。今回、販売開始の『にゃんフォト』も2枚購入。 「本人写ってないじゃん!」 周囲の驚きを目にしつつ、自身のにゃんフォトも確認。 『初の飯テロ』『初のお花』 と初めて尽くし。俺はチェキでも飯テロされるのか。 『世界に一枚しか存在しない写真を撮れるチェキが好き』だから、物販に導入したそうだ。 19時30分。 若干の当日券も販売され、渋谷BYGは満員御礼。開演時間から遅れること10分。The Jackson 5 の "I want you back" が流れる中、赤いドレスをまとった『にゃんぞぬデシ』が登場。盛大な拍手が彼女を包み込む。ちなみに、彼女は "This is it" をなんと20回も観るほど、Michael Jackson が好きなのだ。 開演。 大好きな Michael Jackson の "I want you back" 。目指すべきは完璧な英語じゃない、楽しく歌うことだ! 続いて、しろくま観覧車。彼女の代表曲の1つ。しろくまと観覧車という不思議な組合せだが、実は初恋を抱いた女の子の心中を歌っているのではないか。一曲目から会場の心を鷲掴み。 Ms. Merry が憂鬱。彼女の好きな『猫』のおまわりさんが曲中に登場。 華麗なギターテクニックが炸裂。 8月のカーニバル。静寂。マイクを置き去りにして、響く圧倒的な声量。皆が聴き入る。 Tシャツに口紅。彼女の尊敬する『はっぴいえんど』の大瀧詠一さんが、ラッツ&スターのために手掛けた一曲。昭和の香りを漂わせながら、しんみりと歌い上げる。 満員の会場が暖まってきたところで、『宮野弦士』さんが登場! デシ「ギター、ピアノ、作曲、編曲、なんでもできて音楽の神!」。 宮野「いや、すんげえやりづらいわ(笑)」 BTB海岸。彼女の感情の起伏が、宮野さんが奏でるピアノとともに伝わってくる。歌詞とも繋がり、聴かせる一曲となる。 げんかん。『歌うと人格が変わる』と評される彼女の歌声が会場に響き渡る。筆者は、ボランティアで出会った同級生との会話を思い出してしまう。 ららららら。ギターを置き、宮野さんのピアノに合わせ歌う。相変わらずの声量に、満員の会場が静まり返る。歌い終わると同時に、割れんばかりの拍手喝采。 一旦落ち着いたところで、MC。にゃんぞぬデシの名前の由来を語りだす。 かつて『にゃんぞう』という猫を飼っていた。にゃんぞう君からはたくさんの元気をもらったそう。彼女は歌に『みんなを元気にしたい』という想いを込めている。だから、彼女に元気を与えていたにゃんぞう君の弟子になり修行したい。 にゃんぞう + 弟子 → にゃんぞぬデシ (ちなみにツイッターのIDは Nyanzou) にゃんぞう君は亡くなったけど、名前に入っていることで、夢に向かって一緒に歩んでいる。 レディオスター。ライブで最も盛り上がる。手拍子が会場全体で揃ったときの感動は圧巻!気付いたら、僕の手は痺れていた。 赤点ロマンチック。冒頭の「あなたのことが好きです。付き合ってください。」に胸キュンな一曲。彼女の気分次第で、異常な早口にもなる。コール&レスポンスもあり、 デシ「あかて〜ん セイ」 会場「あかて〜ん」 を繰り返す。気付いたら、普段出さない程の声量でレスポンスしていた。 気分予報士。個人的に一番好きな曲。ここでも彼女のギターテクが光り輝く。感情むき出しで歌う彼女に見入って、感情移入してしまう。 会場の盛り上がりも最高潮に達したところで、再度発表した『事務所所属』。『みんなに元気を届ける』という目標に向けた第一歩。「いつまでもみんなのことを大切にする」という感動的な一言も。 バイバイバイまたね。「今日一番良かった」との声もあった一曲。心の底から笑える、この瞬間よ終わってほしくない。そんな気分を噛み締める。 そして、アンコール。まだこの幸せなひとときは続いていく。 蒼い制服。一番好きとの声もある一曲。高校時代、こんなこともあったなぁと思い出に浸る。 アンコールのMC。ここで衝撃の一言が。 「実は私、8月4日生まれです。」 昨日まで、8月8日生まれだったのに。まさかの『4日だけ』サバを読んでいた。優しいマネージャーさんの「嘘はだめだよ。」の一言で、真実を告げる。あまりの衝撃に会場からは驚きの声と笑いがどっと上がり、筆者もライブの感動を一時的に忘れる。 曲。完全な新曲。歌うことへの楽しさがあふれ出ている。また聞きたい。ライブで聴きたい。 ライブが終わり、サインをもらいに列をなす。自分の番がやっと回ってきた。彼女の描く不思議な『ネタコ』や『クリオネコ』を眺める。前回のライブの感想を記した手紙を渡す。 次のクリスマスの企画にも行こう。そして、今日のライブの感想を書いた手紙を渡そう。そう感じた瞬間だった。

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