サトルさん オープニング、スポットライトが当たり、いきなり鈴木雅之が登場する。 札幌のシークレットゲストは想定外だったのか、会場は一気にざわめく。 すかさず若大将、加山雄三が客席から「お嫁においで」を歌いながら登場するものだから、 会場の熱気はざわめきから興奮に変わり、脈打つように広がってゆく。 若大将、マイクを握りながら、「4回目の成人式という感じかな」。 そしてエレキギターを抱えながら、「蒼い星くず」などをガンガン飛ばしてゆく。 ゲスト鈴木雅之も加わって、「ランナウェイ」をふたりで熱唱するサービスまで。 1部のラストは「座・ロンリーハーツ親父バンド」、客席は待ってました!とばかりに総立ちで盛り上がる。 2部は「夜空を仰いで」をしっくり歌い上げて始まった。 ステージのバックには若大将時代に海外を旅した古いフィルムや自作の油絵や水彩画などが映し出されてゆく。 声量も全く衰えを感じさせず、語り口も絶好調そのもの。 しみじみ語ってくれた。「人生の3カン王を目指しています....関心・感動・感謝が大事ですよ」。 ラストは「君といつまでも」。若大将ー!の声援も飛んで、セリフの部分では黄色い悲鳴もあがった。 アンコールは鈴木雅之も加わって、「旅人よ」を会場全体で合唱。 更に「夜空の星」、もう一度エレキギターを抱え、謳いあげて締めくくった。 後期高齢者も大挙詰めかけていたコンサートなのに、このノリは一体どこから来たのか。 恐るべしかな、ニッポンのシニアパワーを実感する夜だった。 いいね! 9 コメント 0 2018/03/10 (土) 22:03