odinさん King Gnuのライブはこれで8回目。 ライブハウスで初めて観たとき、これはスゴイバンドだ!と衝撃を受けましたが、ここまで大きなハコでやるバンドになるとは全く想像できませんでした。 前回の東京ドームでもその規模に驚きましたが、今回はそれを上回る規模で圧巻でした。 前日の土曜日のレビューやSNSなどで、観客の歌声はいらないという意見がありましたが、私も基本的には同意見です。 すぐ後ろの女性客はキャーキャー言って、「かわいい〜!」や「愛してるよー!」などと叫んでるのはまだ良しとして、イントロ聴いた瞬間に「あ!これ、私、メッチャ好きな曲!え、ホントに!私、これメッチャ好きなの!やったー!大好き!大好きな曲!」など、イントロ中、友達?に大声で説明したりされるのは興醒めでした。 序盤から観客声出し大合唱で、壮大なカラオケ会場のような状態でしたが、前日のレビューを読んでいたので覚悟はできてました。 途中、メンバーがダバコを吸い出し、吸い終わるのを待っている時間は地獄でした。一万円以上のチケットと交通費プラスαを出して来たのに、人のタバコ休憩を直立不動でただただじっと待っている。俺は何しに来たんだっけ?と腹が立ちました。 井口さんが観客に「ダバコ吸う人ー?吸いたいでしょう?」といってましたが、ああいうジョークを受け止められない人もいるし、アイドル的に好きになっているファンは「かわいい〜」と思ってくれるでしょうが、King Gnuの音を聴きに来ている人にはどうなのでしょうね? 私個人はシンプルにムカつきました。 屋外で音も良くないし、周りは大声で喋って歌って、ボーカルの声なんて聴こえないし、じゃあもうカラオケのつもりで自分も歌ってやれ!と思ってからは、屋外だし、風も心地よいし、大声も出せるし、まぁ、コレはコレで良いか…と思えては来ました。 タバコの件は全く解せませんが。 ソレを演出上良し!として、更に火気申請までしてるというのはスタッフサイドにも問題があると思いますし、そういう意味でもKing Gnuは BIGなアーティストになったんだなぁと思いました。 演奏中に(演奏に支障なく)吸うとか、演出上意味があれば良いと思いますが、吸ってる間ダラダラ喋って、座って休憩して、「そろそろやる?」「もう一本吸う?」みたいなやり取りは観客をバカにしてるのか?と思われても仕方ないかと。 今回のCEREMONYを成仏させるという名目で行われ、いわくのある「壇上」も歌い常田さんの想いは伝わってきました。 声出し禁止のライブでは常田さんのソロパート以外はハモリやユニゾン部分をほとんど歌わない時もあったので、色々と想いがあったことかと思います。 でも今回はそれがなかったように感じました。 そういう意味では良いライブでしたし、ホーンセクションとストリングスが入ったことで一段と音楽が高まり、演奏の素晴らしさが増したと思いました。 King Gnuはライブバンドだ!と改めて思わせるライブだったと思います。 帰り道に、振り返れば「結構良いライブだったなぁ」と思っていたのですが、レビューを書いてるうちにダバコの件が思い出されて…やっぱり星をマイナスさせていただきます。 追記 常田さんのチェロとMELRAWのソロはシビレマシタ! 追記 長いMC(ダバコ休憩)は日没のタイミングを合わせるため、ステージ演出のOSRINからの指示待ちということでした。(常田さんのInstagramより) 理由はわかったし、タイミングを狙いたい気持ちも納得できる。だけど、他にやり方がなかったのかな? いいね! 16 コメント 1 2023/05/22 (月) 10:26