世間的に外からわいわい言われそうな時期にディスタンスをせず、尚且つ変則円型ステージで観客を迎え、コレぞエレファントカシマシ、無骨に自分たちのやり方を見せていただけたなと感じた。 そしてソロ活動の時のミヤジとは違う、硬派な本来のミヤジを見られて佳き感じ。 ステージングもゴリゴリの「漢」と言う一文字を現した様なステージで素晴らしかった。 観客に媚びないようなステージに見えて、その場に居た人たちはその姿こそが観客に対しての最大の愛情を向けたステージだったと思った。 一部と二部構成だったけど、合間は1〜2分しかなく、そんなところもサービス精神が旺盛だなとも感じた。 アンコールも薄暗い赤く染まった会場に「待つ男」を熱唱しサクッと終わらせるのも彼ららしい構成で好感が持てたな。 この時期に28曲、160分近くのステージを魅せてくれて感謝しかない。 それとストリングの金原千恵子女史、エレカシが相当に好きなんだろなと感じた。 自分が演奏をしていない時、観客の誰よりも拳を高く上げてノリノリで身体を揺らしていて微笑ましかった。