ゲストさん プラトー 0時以降の二人は 今日と明日(あす)を曖昧にしている 冷蔵庫のノイズが 外の雨も曖昧にしている 0時以降の二人は 半分透明になってしまって 真夜中 眠れなくなった 冴えたり曇ったり 行ったり来たりして この夜は 目を閉じて見た幻 いつか君と話せたら 僕が今感じてるこの雰囲気を いつか言葉に変えるから 平行線の夜は 息を吸って吐いてるだけです 蛍光灯のノイズが 幸せさえも点滅させてる 平行線の夜は 一回二人を冷静にして 頭の中 掻き回す罠 垂れたり濁ったり 行ったり来たりして 僕はまだ 多分まだ目を閉じてる だから今笑えるのか この風が 悲しい言葉に聴こえても いつかそれを変えるから この夜は 目を閉じて見た幻 いつか君と話せたら 僕が今感じてるこの雰囲気を いつか言葉に変えるから 月の椀 月に話しかけてた 君の横顔は まるで夜の花 街に立ち尽くしてた 僕らの隙間を ぼんやり埋めてた 悲しい冷たい風 冬のアスファルトの上を泳ぎ 街に黙り込んでた 信号機の色を 青に変えてくれた 君の心が 月の心が 重なり合って見えたの 気になりだす 気になりだす 気になり出した君に月の気配 (ツキノバン ツキノバン) 混ざり合ってひとつの色となる 気になりだす 気になりだす 月には言わずもがな君の気配 (ツキノバン ツキノバン) 朝をじっと待った 月に話しかけてる 僕のひとり事 まるで夜の痣 畦道で歩いてる 僕の頭上には 遠い月の山 僕の心が 月の心が 重なり合って消えたの 気になりだす 気になりだす 気になり出した尾根に月の気配 (ツキノワン ツキノワン) 混ざり合ってひとつの色となる 気になりだす 気になりだす 月には言わずもがな旅の気配 (ツキノワン ツキノワン) 朝をじっと待った 朝をじっと待った 朝をじっと待った いいね! 6 コメント 0 2021/11/24 (水) 01:09