Burnさん 昨年に続き,二度目のライブということもあり,こちらも気楽に聴けた。ライブの方は,スタートは少しハードな「あかずの踏切」。バックの音が少しばらついていて,ヴォーカルの音も小さく,ちょっとコケ気味。しかし,続くアジアの純真では会場のノリも良く,少しずつ馴染んでいく。とは言え,未だおしゃべりも少なく,少しぎこちなさが残る。でも,アコースティック・ギターで唄う「神無月にかこまれて」は,やはりヴォーカルが冴え,聴きごたえがあった。歌い方も昔ながらのストレートな歌い方で,高音もきれいに伸びていた。初期の頃の素の声や歌い方が好きな自分としては大満足。子供のために作ったと初めて知った「海へ来なさい」も改めて詩を噛み締めることができた。小学生時代に聴いた「カンドレ・マンドレ」は意外と歌詞を覚えていて,つい一緒になってあの呪文を唱えてしまった(笑)。今更だが,やはり陽水の「おしゃべり」は大事かもしれない。少し控え気味の聴衆も,ずっと和んで会場の一体感につながる。微妙な「間」もその空気感も陽水らしい。いつの間にか,終盤となり,終わってみれば,来て良かったと改めて感じる。今回は何んの予習もしていなかったが,数日前に,偶々FMの「今日は一日,陽水三昧」を少しだけ耳にし,色々と昔を思い出していた。「最後のニュース」を聴くといつも筑紫哲也の姿を思い出す。請われたからこそ,この歌が生まれた,本当に感謝したい。「傘がない」,聞く時々で思いが異なる。まだまだ歌声は若い。またライブが聴けるかな。 いいね! 4 コメント 0 2019/12/28 (土) 22:54