ジンチョさん ※毎度のことながら、長文です。悪しからず…。 7/30火の山下達郎@仙台のレビュー依頼、またまた興奮が冷め止まぬ状態。そしてここに星5つつけた公演も達郎さん以来。 それにしても、8/10土ドリカム@さいたま、8/11日10時半から大相撲@仙台、そしてその日のうちに山形に移動して布袋ライブ…、34ですが体にきますな…。 今まで130程のいろんなアーティストのステージを観てきてまたまたNo.1のステージに出くわすことができました。 どんな意味でかというと、今まで「人生で一度は観ておきたい」という気持ちからいろんなアーティストのライブに参加してきましたが、やっぱりコスパがいいのは、周年ライブでベスト盤セトリのときですよね。ですのでそういったライブを狙ってチケットを取ってきましたが、今回はレコ発ツアー。今回のステージは「レコ発でかつNO予習なのにめっちゃ自然とノリノリになって楽しめたステージ!」だったんです! (話はずれますが) 布袋さんは確かに有名な曲も多く世界的なギタリストということで一度は観ておきたいアーティストでしたが、私の人生の中でBOOWYや初期の布袋楽曲はあまり触れてこなかったんですよね。父親は吉田拓郎世代(70年代)、私は中学生の頃がGLAYやゆずの世代(2000年くらい)。両親もちょうど私の子育て等で歌謡曲と離れた時期があったみたいでそれがちょうど80年代なんですよね。ただ、社会人になり、職場の飲み会で二次会となると行くカラオケでは、まさに40~50代の上司がBOOWY世代!私もマリオネットやDreamin’などのベスト盤楽曲は耳馴染みがあったので上司と一緒に歌ったりしていました。その時の上司たちの「BOOWYで育ったんだ!」というような熱い気持ちがなんだかこっちにも伝わってきちゃって、それでWOWOWでやっている氷室や布袋のライブは観るようになりました。今でも覚えてます、当時群馬県内で仕事をしていて、他の支店から異動してきたBOOWY世代の上司が「俺、群馬着任初日、朝早く家を出て、氷室の母校の倉賀野中学校を観てから出社しちゃったんだよね(笑)」とお酒の席で言っていたのを。自分は直接影響は受けませんでしたが、自分がGLAY等に学生の頃ハマった熱い気持ちが、どんな世代にもあるんだというのを職場の上司たちから感じて、それで自分の中でもBOOWYや氷室、布袋の楽曲もiPhoneに入れるようになりました。 そんな感じなので「GUITARYTHMってどんなコンセプトなんだ?」から始まり、ウィキペディアで調べてもよく分からず…。『BAD FEELING』は生で聴きたいなという程度の気持ちだけでしたので、普段はしない予習もこのアプリでしちゃって。「お!BAD FEELINGやる!しかもそのあとBE MY BABY!アンコールでDreamin'!」、こんな程度の私でしたが、完全に曲を知らなくても布袋ワールドに魅了されてしまったのが今回のステージでした。 やまぎんホールは数年前の井上陽水以来。「取り壊される」なんて布袋さんもMCで言ってましたが、客席も狭く、もう老舗の会館。そんなホールに開演前から熱狂的な布袋コール。これは130程ステージを観てきた私でも初めての経験でした!(コールをリードしてくれた方、感謝です(笑))開演前から全員でコールをして開演を待つっていうのは、やっぱり布袋やBOOWYは、群馬のときの上司のようにどれだけ多くの人の心を熱くさせてきたか、これが本当に伝わりました。 いざ開演。もうびっくりです、あんなにも老舗の会館が完全に「HOTEI SPACE感」一色に! 今回冒頭は最新のアルバムの中から演奏していたのかと思いますが、本当に心地よかったんですよね。他のアーティストで「レコ発=知らない曲=んー、どうしてもポカーン」なんですけど、「なんでだろう」ってずっと考えてました。私自身中学生の頃はゆずにあこがれて、お恥ずかしながら唄を作ったことも。ですので簡単なコード進行等は理解でき、どこか「このあとはリズムをこんな感じにして」とか「こんなイントロのあとはAメロはこんな感じではじまって」っていうのを考えるのも好きなんですよね。それが、どこか布袋さんの楽曲とイコールな気がしました。「王道ロックならこういくでしょ!」という感覚ですかね。それをまっすぐに、かつHOTEI SOUNDを絡めて我々にぶつけてくる感じが滅茶苦茶心地よく、かつ終始ノリノリになれた理由なのかなって感じます。この「知らない曲でも楽しめる」感を味わっちゃうと、やばい、今後もチケット取っちゃうかも…。 そしてお待ちかねの『BAD FEELING』からの『BE MY BABY』!やっぱり定番曲はあがる!!それに尽きる! そんな定番曲からBOOWY楽曲なども経てオーラスへ。 なんだか『Dreamin'』やるの知ってましたけど、ちょっとウルウル来たんですよね…。 イントロ流れた瞬間、布袋さん独特のステップを踏みながらプレイしている姿が観れたのはもちろん、「I wanna Dreamin'」を全員で歌っているとき。 何度も言いますが今まで130程ステージを観てきて、どこかコール&レスポンスって「どのアーティスもやるよな、しかもくどいな」って気持ち、否めないんですよね。唯一久保田利伸くらいですかね、ちょっとしたコール&レスポンスはありましたが、ほんと演奏力とグルーヴでノリノリにさせて一体感を生んでくれたのは。私の中で申し訳ないですけど、客に歌わせる、コール&レスポンス、お決まりの振り付け、タオルを回すなどをしないと客をのらせられないアーティスはもう2流3流。そんな考えがある中で、Dreamin'を歌っているとき、「あ、俺めっちゃ贅沢じゃん、布袋の演奏でカラオケ歌ってるよ」って思っちゃったんですよね。この感覚、今までなかったんですよね。「歌えー!」みたいなあおりもなく自然とそうなったからかもしれないですけど、あの贅沢感、半端なかったな…。こんな感覚もあったからこそ、今回のステージは「レコ発で、バンビーナやスリルが聴けなかったのに完全燃焼できたステージ」でした! 布袋さん、俺、母方は群馬の血です。5~6年間は群馬でも生活してました。(どうでもいいか笑) 昔のようなジェフベックやジミーペイジのようなギターヒーローがいない今、今回改めて感じたのは『魅せるギターヒーロー』ということ。最後の「最新の布袋は最高の布袋」、今回のステージで感じましたが、あれ恐らく毎回ですよね?(笑)ってことはまた次ライブに行っても「最高の布袋」があじわえるってことですよね?(笑) 布袋ファンの皆さん、チケット争奪戦の分母、1人増やして申し訳ございませんm(__)mまた機会があればエントリーしちゃいます。 最高の夏の思い出、宇宙一のロックンロールショー、本当にありがとうございました!!! いいね! 22 コメント 4 2019/08/12 (月) 13:54