ゲストさん SEKAI NO OWARIもWANIMAもどちらも大好きですが、WANIMAはめざましライブやMステの観覧で見たレベルなので、今回はセカオワのパフォーマンスについてレビューしていきます。 結論から言うと、本当に行ってよかったと思うライブでした。ほかのサイトのレビューや、YouTubeにあがるセカオワニマのレポはマイナスな意見なものが目立ちますが、私の周りはかもしれませんが、倒れている人がいれば助けるワニマファン、セカオワファンもいました。歌える曲があれば一緒に歌うセカオワファン、バラードをうたっている際に一緒に聞いてくれるワニマファン。本来パフォーマンスの仕方や音楽性も全く違う両者なはずなのに、こんなにも面白い化学反応が生まれるのかと感動しました。 感動した点は大きく分けて3つ。1つ目は、RAINが始まったとき、ワニマファンも一緒に合唱してくれたこと。「あ、この曲知ってる!」と言わんばかりに歓声が起き、普段のセカオワのライブではあまり見られない合唱が始まりました。もちろん、曲をちゃんと聞きたかったという意見もあるとは思いますが、今回のようなツーマンだったりフェスだったりは個人的には大賛成なので、良かったなと思いました。 2つ目はスターゲイザーの演出です。1番のサビに入るまで、私たちの目に映る、キラキラした何か。レーザーでもないし、Twilight Cityの列車の演出のように実際に何かが形としてそこにあるわけでもなさそう...。その正体は、サビの「スターゲイザー」とFukaseが歌った瞬間に明かされました。暗闇に浮かぶシャボン玉にブラックライトか何かを当て、ライトに無均一に反射するシャボン玉が、まるで星のように浮かんでいたのです。このとき、シャボン玉と分かったあの会場の黄色い歓声は、一年たった今でも忘れられません。 3つ目は、Dragon Nightです。今回、このツーマンが開催されるにあたり、前述にもあるように、音楽のジャンルも何もかも違う、二組であるからか、開催に当たり批判の声も多くありました。Dragon Nightの歌詞には、「今宵、僕たちには友達のように踊るだろう」とあるように、いくらジャンルが違えと、共通するのはどちらも音楽を愛していること。ときに誰かの支えになる曲を作り、誰かの楽しみである、というのはどのアーティストにも共通していて、今回たまたまセカオワとワニマという異色のコラボで、お互いのファン同士不安もあったかと思いますが、音楽を好きであることにはかわりない、というメッセージがDragon Nightが教えてくれた気がします。 長くなりましたが、本当に素敵な、一生の思い出に残るライブでした。 いいね! 4 コメント 0 2019/12/23 (月) 16:23