第13回
Reborn-Art Festival 2017 × ap bank fes
2017/08/03
季節に沿って僕の足にはサンダル焼けの線が綺麗に引かれている。
そしてかゆい。
夏はワクワクするが、体は太陽をそんなに欲していないようだ。
フジロックには2日目だけ行こうと思ったが、東京に残って仕事をした。
新たな楽曲の制作。
今月は久々にKeishi Tanakaさんのサポートで8/14音霊があるので、それの予習復習。
AwesomeTalksの準備。
やることがてんこもり。
お目当てだったAPHEX TWINとLCD Sound Systemを大音量でかけて。
フジロック2日目の前日、我々ACCはReborn-Art Festival 2017 × ap bank fes に出演してきました。
初めての1万人を超える人たちがいる前での演奏、とても気持ちが良かった。
僕の人生のなかでMr.Childrenはかなり重要な存在だ。
初めて聞いたのはシングル「Everything」。当時習ってたエレクトーンで弾いたのがきっかけだった。
中学生の多感な時期にアルバム「Q」と「It’s a wonderful world」が発売されて、どちらも擦り切れるほど聴いた。
Go!Go!Guitar!という雑誌にQ収録の「NOT FOUND」のコード譜が載っていて、ずっと練習していた。
「口笛」もそうだ。
「つよがり」という曲のピアノを練習したし、ドラムも練習した。
自転車に乗りながらMDで「ロードムービー」を聴くのが好きだった。
「It’s a wonderful world」が発売された時は、僕は初めての転校を経験し、人見知りな僕は精神的にもだいぶ参っていた。
そんなときは「one two three」を聴いて元気をだした。
最後のトラック「it’s a wonderful world」に励まされた。
「渇いたkiss」と「ファスナー」で大人の色気に興味を持った。
好きな娘のことを思って「君が好き」を聴いては一人で下校していた。
やばい。なんというか、思い出がありすぎる。
高校に入ってから、音楽室にあるドラムで「名もなき詩」のドラムをずっと練習していた。
練習していただけで、バンドでやることはなかったが、あのビートルズ的なドラムとJENさんのプレイが大好きでずっと真似していた。
そのことだけは、本人に伝えることができた。
ACCでも掲げていたが、「日常に寄り添う音楽」を作りたいっていつも思っている。
その根源にはMr.Childrenがいるのかもしれない。
そして、中学時代と同じように、今聞いても彼らの音楽が僕の横に寄り添っている。
言ってやりたいな~中学時代の自分に。「お前、ミスチルと同じステージ立ってるぞ」って。
早くこのエモい気持ちを曲やライブにぶつけたいですな。
夏バテしてないではりきっていきましょ!
とユキエも言っております。
それでは!
(文/モリシー)