沢田研二 のライブレビュー (57件)

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沢田研二 70YEARS LIVE『OLD GUYS ROCK』

2019/01/05 (土) 16:00開演 @ 大宮ソニックシティ 大ホール(埼玉県)

沢田研二 70YEARS LIVE『OLD GUYS ROCK』

2018/11/28 (水) 17:00開演 @ かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール(東京都)

初めてのジュリーコンサートです。この会場は京都と並んで最初に完売になり、熱心なファンばかりと思ってはおりましたが、予想を遥かに上回る過熱ぶり。沸騰してました。すみません、ファンでもないのに来てしまいました。 2階で傾斜はきついし足元は狭い、これなら立つ方もいないでしょう、ずっと座って静かに鑑賞できる、目立たないようにしていようと思っていたら大間違い。イントロが流れたらたちまち皆様総立ち。そう2階のてっぺんまで!見事な手拍子、揃った振り。大歓声。バラードになってもいっこうに座る気配が無く、まったく舞台が見えません。仕方なく私も立ちました。見よう見まねで必死に手拍子、振りを合わせ…あらだんだん楽しくなってきました。 とうとう立ちっぱなしで最後迄。ジュリーが着替えてくる、といったん退場。やれやれやっと座れると椅子に倒れ込む。しかし皆様立ったまま手拍子続ける方多い。 再びジュリー登場。またもや大歓声と共に総立ち。もう覚悟を決めてロックンロールマーチ目一杯楽しみました。ノリノリの後は一転、水を打ったように静まり返る会場に、ヤマトより愛をこめてが流れます。本当に、若い頃より今のジュリーが歌う方がずっとずっと良いのです。ジュリーは三方に丁寧なお辞儀をし、小さくガッツポーズ。そして退場寸前にまさかの投げキッス!!!ギャー!!!という悲鳴が… 容姿が劣化なんて言われてましたが、とんでもない! とても綺麗でした。何の力みも無く、とても自然な立ち姿の何という麗しさ!微動だにせず歌いきり、そのまま優雅なお辞儀。マイクを握る手の美しいこと。70歳にしてこの色香、そして気品。更には愛らしささえ感じます。ご自分の魅せ方をよく心得ていらっしゃる。さすが50年ライトを浴びて来た方です。 どう見ても、以前より姿も声も若返っていますよね?謝罪会見の、弱々しいご老人はいったい何処へ?滅茶苦茶元気ではありませんか。残念ながら「ジジイ」になるのはかなり先になりそう。雲の上のスーパースターが人間になったけど、ジュリーは永遠にジュリーです。 そして阿吽の呼吸で盛り上げた素晴らしい観客!コンサートは一緒に作り上げてゆくもの。歌手冥利に尽きますね。 わたしは粗相の無いよう、1ヶ月毎日必死で予習して来ました。今はYou tubeがあるので便利ですが、GSもロックも全然縁がなかったので慣れるのが大変。最初聴きたかったのは雨だれの挽歌とヤマトだけ。 でも聴いていくうちに、ACB、マンジャーレカンターレアモーレ、ロックンロールマーチ、わが窮状、ISONOMIA等々、どんどん好きになっていき、当日までにはすべての曲が聴きたくなりました。 今年の曲目皆好きです。でもできたらシャンソンも1曲入れて欲しかった。ダリダの「歌い続けて」なんて、ジュリーを歌ったとしか思えない。聴きたいな。あとは「愛の讃歌」とか。もしかして追悼でアズナブール歌うかと期待していたのですが…ジュリーの詞で聴いてみたい。 あとヤマトはピアノで聴きたかった。ジュリーが弾いてくれればいいのですが、楽器はやらないのですね。 ギターソロが1曲あったので、アカペラも1曲聴きたかった。というより、正直わたしはギター無くても良かったのです。ジュリーの声だけで充分過ぎるくらい。 ファンの方ごめんなさい。まったくの門外漢の意見ですのでお許しを。 あと開演時間。17時では仕事をしている人は来られないので、シニアばかりになるのは当たり前ではないでしょうか? わたしは早退させてもらいましたが、できない職場も多いでしょう。来年は考えていただきたいですね。   最後になりましたが、幸せな時間をありがとう。ジュリー、そしてファンの皆様。ここのところ仕事で落ち込む事が多かったのですが、何か元気が出て来ました。さすがビタミンJです。 ああまた聴きたい。こういう音楽苦手だったのですが、まさかこの年齢でジュリー沼にはまるとは思いませんでした。中毒性がありますね。甘美な毒です。

沢田研二 70YEARS LIVE『OLD GUYS ROCK』

2018/09/26 (水) 17:00開演 @ 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(北海道)

サトルさん

古稀アニバーサリーで真駒内アイスアリーナと云うことで、ジュリーのやる気満載を期待して出かけてみた。 初ジュリーながら会場に着いてみたら、なにやら奇妙で寂しい光景が広がっていて、ライブが始まった途端に愕然としてしまった。 ステージには暗幕がひとつ寂しく垂れ下っているだけで、なにやら光るピエロのような衣装を着てジュリーが登場するが、 その横ではギタリストひとりが黙々と伴奏しているだけで、「今日はこの二人で最後までやってゆきます~!」。 次から次へと知らない曲ばかりが登場し、その後に出てくる言葉は「ありがとう、サンキュー、ありがとうね~」のセリフばかり。 まるで滑稽な道化師そのものを演じているではないか!きっとなにか曰く因縁があるんだろうか? アンコールへの合間、ジャケットに着替えたジュリーが思いの丈を語り、饒舌に語りまくって、最後に謎解きをしてくれた。 今回のコンサートは構想12年かけて実現できたもので、ギタリストと二人で”やんちゃな音”を追求してみようと思っていたが、 その後開催した還暦コンサートでヒット曲中心に歌ったら、声も終盤に行くほど伸びるし、マスコミの評判もたいへん良く、 人気も想定外にぶり返してしまって、この演奏スタイルを実現するタイミングをずっと逸してきてしまったと云う。 そこで「古稀になって好きなことやらなくてどうする!?音楽人生の締めくくり、まだまだ伸びしろはあるはずー!」 なるほど、ツアータイトル~70 YEARS LIVE「OLD GUYS ROCK」~の真髄を知った瞬間だった。 されど今回のスタイルは都会のライブハウスでやるべきもの、いくらなんでもやっちまったなぁーと云う感じのコンサートだった。

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