スリーハンサムズ コンサート2017 ~Amano Shigeru 13th Memorial~ 2017/06/24 (土) 16:30開演 @ 岩手県民会館 大ホール(岩手県) furuyamoriさん 盛夏、世界はこんなにも光輝いていて、 このちっぽけな人生も それなりに満ち足りているはずなのに。 満面の笑顔の奥に皆、 同じ哀しみを隠し持っている。 「ただひとつだけ、君がいない」 7月1日は天野さんの異界「12回目のBIRTHDAY」 心のダムにせき止められた哀しみを 放流してくれた~Amano Shigeru 13th Memorial~ 泣いて泣いていっぱい泣いて その分心が軽くなったから、 また笑顔で、 いつか逢えるその日まで、 ほんの少しだけ「さようなら」 泣くことしか知らない赤子のように、無防備にただ泣くって良いことです。 涙は心の淀みを排泄させ、心が柔らかくしてくれます。 どこかでこんなコンサート、NSP ファンは待ってたのかもしれません。 「いいよ、どうぞ、天野君を思い出してみんなで泣いてください」って。 そして、「泣いたカラスが笑った」ってからかわれた無邪気な子供に戻って、 またいつかこの世にいない人とも会える日を夢見て、明日を元気に生きられます。 岩手県民会館ほぼ満席のオーディエンスにとって、 忘れることのできない天野氏追悼メモリアルコンサートでした。 改めて、スリーハンサムズとして、亡き天野さんの代わりにステージに立って、 NSPの音楽に命を吹き込んでくれた細坪基佳さんに心から感謝です。 いいね! 10 コメント 0 2017/06/26 (月) 20:21
スリーハンサムズ コンサート2016~俺たちの放課後~ 2016/06/11 (土) 18:00開演 @ 新潟市音楽文化会館(新潟県) furuyamoriさん あの時、緞帳の奥には神秘が存在した。 ステージにいるのは、レコードのジャケットとラジオでしか知らない、 私だけのスターだった。 70年代後半、カラーテレビはまだ一家に一台。 居間にあるテレビが、自分のものでないことに気づいたティーンエイジャーは、 「勉強」と称して自室にこもり、一人ラジオを聞いていた。 そこから流れてくる音楽は、中央のメディアが作る流行歌とは違い、 まさに等身大の10代が部屋の窓から観ている世界そのものだった。 移ろいゆく北国の四季、その情景に描き出される繊細な少年期の心情。 NSPとふきのとうの持つ叙情的音楽は、私の青春記だった。 あれから30年が過ぎ、再びスリーハンサムズのライブの緞帳が開く。 あの頃のときめきと神秘的感覚が、まざまざと蘇る。 今やっと我が青春の自叙伝をもう一度紐解く時、到来。 2016年6月11日のスリーハンサムズ新潟ライブは、 早世した天野滋の遺志を継ぐ懐かしくも新しいユニットの登場を 待ち焦がれていたかのような中高年の熱気に包まれ、 観る者皆に、もう一度<青春>をくれた。 いいね! 17 コメント 0 2016/06/16 (木) 16:44